記事(一部抜粋):2003年4月掲載
政 治
「改造」と「解散」温存する小泉「政局は得意」と自認する首相の「最後の抵抗」 株価の下落と米国のイラク攻撃への支持は、小泉政権の支持率をさらに低下させた。自民党内の反小泉精力は経済失政を攻撃して再選阻止に向けた包囲網を強化しつつある。だが首相の小泉純一郎は「政策転換はしない」と、強硬姿勢を変えようとはしない。党内に広がる内閣改造の要求を拒否し、「改革なくして成長なし」の小泉路線をあくまで譲らぬ姿勢をみせる。小泉は9月の自民党総裁選まで「改造」と「解散」の2つの武器を温存史、抵抗勢力をねじふせるつもりなのだ(後略)
|