2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(10日目)

5月 13th, 2019

 5月6日(月)、ツーリング最終日。
 4時半に船内アナウンスで起こされ、4時49分、甲板へ。天気はまずまず。
 

   
    
      
 定刻通り5時30分に大阪南港に着岸。
 6時08分に下船。
 

   
    
       
 あとは自宅に帰るだけ。
 阪神高速は使わず、松原ICから西名阪に乗る。名阪国道、東名阪、伊勢湾岸道とつなぎ、伊勢湾岸が強風だったったら高速をおりるつもりだった。ところが間違えて伊勢湾岸ではなく伊勢道へ。気づいて久居ICで高速をおり、急ぐこともないので、ここからずっと下道で行くことにする。R23、R1は酷い渋滞もなく順調に距離を稼げた。
 

   
    
   
 R1を走行中、大井川鉄道のSLと並走する動画を撮ることを思いつき、島田で左折。R473をしばらく北上する。並走できそうなポイントをチェックしてから、スマホで大井川鉄道の時刻表を確認すると、金谷行きのSLが来るのは2時間近く先のこと。待っていられないので、帰ることにする。
 

    
      
            
 過去のSL動画関連記事。
 大井川鉄道と秩父鉄道
 JR山口線
 東武鬼怒川線
 
     
       
 沼津からR246、厚木からR129、R16で福生の姉の家に立ち寄り、19時40分に無事帰宅。この日の走行距離は608km。10日間の合計が2690km。
 
 
   
    
      
 2017年GWの九州・近畿ツーリングの9日間を超える過去最長10日間のロングツーリング。雨にやられたのは1日だけで天候には恵まれたほうだった。ただ、悩まされたのが往路の伊勢湾岸道の強風で、今回は過去最強だった。復路はR23を走って正解だった。
 クルマなら雨風の心配はないが、爽快なのはやはりバイク。運転もクルマより疲れない気がする。
      
     
        
   
   
      
     
         
        
       
      
       
      
       
        
     

小林久支 ツーリング, 船旅

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(9日目)

5月 12th, 2019

 5月5日(日)、ツーリング9日目は、九州ツーリングのメッカといえる阿蘇へ。
 

     
      
       
 6時27分、八代のビジネスホテルを出発。
    
 7時38分、通潤橋。2013年のGWツーリングで立ち寄って以来。
 

   
    
   
 しかし、ここにも2年前の地震の爪痕が。
 

    
    
    
 通潤橋の駐車場の脇にはこんなものが。
 

     
      
      
 9時17分、阿蘇五山の一つの烏帽子岳(?)。
 

    
     
     
 9時23分、中岳の火口へ向かう有料道路は閉鎖されていた。
 

    
    
    
 9時33分、草千里。
 

   
    
     
 やはり阿蘇は爽快。
 

   
   

   
     
        
 11時13分、大観峰ではパラグライダーが舞っていた。
 

   
     
     
 1万5000円で体験できるらしい。
 

   
    
     
 11時44分、6年前に行ったラピュタの道へ行こうとしたら、立ち入り禁止になっていた。
 

    
     
       
 バイクを置き、歩いて向かうと道路が崩落していた。これも2年前の地震の影響だろう。
 

   
      
       
 17時に門司を出るフェリーに乗るので、あまりゆっくりはしていられない。やまなみハイウェイ、湯布院経由で門司に向かうことにする。
     
 13時40分、道の駅ゆふいんで、道の駅阿蘇で買った「阿蘇あか牛たかなめし」を食べる。
 

    
     
    
 湯布院ICから大分道、東九州自動車道で新門司IC。
 15時30分、新門司港に到着。
 15時55分、乗船。この日の走行距離は361km。
 

   
    
     
 往路と同じ名門大洋フェリー。2等寝台バイク込みで8510円(税込)はリーズナブル。今回は下段。
 

    
     
      
 16時44分、風呂上がりに甲板でビール。
 

    
      
      
 16時57分、出港3分前にぎりぎり間に合ったバイク。危なかった。
 

   
    
    
 しかし上には上がいる。16時59分、今度はクルマが。
 

   
    
     
 さすがにもう来ないだろうと思ったら、17時00分、最後にこのバイク。直後にゲートが閉まった。
 

    
     
      
 出港。
 

   
   

    
     
     
 これは同じ名門大洋フェリーの19時50分発大阪行き第2便。
 

   
    
      
 連休も残りわずかになってしまった。
 

    
    
   
   
      
    
   
    
    
   
  
   
 

    
     
    

小林久支 ツーリング, 船旅

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(8日目)

5月 11th, 2019

 5月4日(土)、ツーリング8日目は、九州最後の炭鉱「池島炭鉱」があった池島へ行くことにした。
   
 池島は西彼杵(にしそのぎ)半島の西方約7kmに位置する小さな島。最盛期には7000人以上の人が住んでいたという。
 

   
    
    
 この写真はウィキペディアより拝借。
 

   
    
   
 炭鉱の島といえば、同じ長崎の軍艦島が有名。軍艦島は無人島で、「ツアー」に参加する以外に一般人が上陸する方法はない。
 一方の池島にはいまも100人ほどが住んでおり、高速船やフェリーが佐世保、瀬戸、神浦(こうのうら)から1日に数便ずつ出ているので、誰でも自由に行き来できる。
    
     
       
   
 6時58分、佐世保のビジネスホテルで無料サービスのモーニング。
 

    
    
      
 瀬戸港を9時10分に出るフェリーに間に合うよう7時40分にホテルを出発。
   
 8時35分、瀬戸港のフェリー乗り場に到着。
 

    
    
     
 切符を購入。大人440円。バイク750cc未満650円で1090円。
 

   
    
      
 8時50分、フェリーが入港してきた。
 

    
     
      
 8時52分、すぐに乗船。
 

   
    
     
 バイクは1台のみだった。
 

    
      
     
 9時10分に出港。
 

   
    
     
 乗客は少ない。
 

     
       
      
 池島までもう少し。
 

     
      
       
 9時38分に着岸。
 さっそく島内をバイクで見て回る。
 

  
    

   
    

   
    
    
 ジブローダー(石炭船積み機)。
 

            
      
        
 人が住んでいる棟も大半の部屋が無人。
 

   
    
    
 アパートの多くが廃墟になっている。
 

    
     

     
      
        
 以前は電器屋もあったようだ。
 

   
    
    
 共同浴場はいまも使われている模様。
 

   
    
    
 8階建てアパート群。ここには誰も住んでいない。
 

    
     
     
 写真を撮っていたら住民のおじさんに遠くから声をかけられた。
「おーい、これを見てみい」
 何事かと思って声の主に歩み寄る。指差す方向をみると、土を掘り起こしたような跡がある。
「イノシイが掘ったんや。繁殖しすぎて大変よ」
 

    
     
     
 おじさんは元炭鉱マンで70歳。
 もともと池島にイノシシは1頭もいなかったが、2001年に炭鉱が閉山し、その後5年くらいしてからイノシシが出没するようになったという。
「隣の松島か、本土から泳いで来たんよ。浜に力つきたイノシシの死骸がいくつもあった」
 おじさんによると島にはイノシシの罠が8つ仕掛けてあるという。
「見たいか? こっちだ」
 

   
     
      
 茂みのなかに入っていく。赤いリボンがついているのが檻の扉。エサの入った檻にイノシシが入ると、扉が落下する仕組みだ。
 多いときは1カ月で30頭が捕獲されるという。捕獲したイノシシは食べたりせずに穴を掘って埋めるんだそう。
 

    
     
      
 島には何人くらいが住んでいるのか聞くと、「正確には分からんが、100人くらいやろ。誰にも告げずに出ていくモンもおるけんね」。
 炭鉱が閉山となった後、ベトナムやインドネシアからの研修生が島に住んでいたこともあるという。そのため島内の看板は日本語だけでなく彼の国の言葉でも書かれている。
 

  
    
    
 島の生活に不便はないのだろうか。
 おじさんは趣味で野菜を作っているので野菜は足りているようだが、他の食材や日用品は、週に3回(月水土)島にやって来る「移動スーパー」で購入するそう。
「いつも11時に来るんよ」
 フェリーの時刻表を見ると、神浦港を10時30分に出て池島港に10時56分に着くフェリーがある。おそらくこれで来るんだろう。
   
    
 おじさんと別れ、島で唯一の商店「かあちゃんの店」に行ってみる。看板のようなものはない。
 

    
     
     
 店の前は猫たちの憩いの場になっていた。
 
 
   
     
  
 島の子供と猫。
 

    
     
    
 バイクと猫。
 

   
     
      
 “かあちゃん”に「入らんね」と促され、店のなかへ。
 

   
     

    
     
      
 いろんなメニューがある。まだ11時だが、せっかくなんでここで昼食をとることにする。
 

   
     
        
 ちゃんぽんを注文すると、その直後、音楽を鳴らしながらトラックが店の前に止まった。何だろうと外に出てみると、移動スーパー・マミーズ2号だった。
 

   
     
       
 そういえば、この日は土曜日。しかも11時。おじさんの言ってた通りだ。
 ショーケースを覗いてみると肉・野菜・果物・牛乳・たまご・パン……。あと充実していたのが手作りっぽい弁当で、買っていく人が結構いた。
 

    
     
      
 店に戻って、できあがったちゃんぽんを食べる。美味しい。800円。
 

    
     
      
 11時発の瀬戸港行きフェリーが出てしまったので、次は13時17分発の神浦港行き。時間を持てあましながらバイクで島内を何周もしていると、坑内体験ツアーの一行に出くわした。
 

    
  
     
 実は私もこれに参加したかったのだが、定員が決まっていて予約で一杯とのことで断念。探検隊がトロッコ列車に乗って坑内に入っていく様子を動画で撮影した。
 

 
 

 
 

    
      
      
 長崎市環境部? 池島は西海市だと思っていたが、長崎市の管轄だった。
 

    
    
     
 フェリーが出るまで40分以上あるが、港へ行き、待合室でこの日の宿を探す。
 翌日は新門司港を17時に出るフェリーに乗るが、その前に阿蘇を走りたい。しかし阿蘇に空室はなし。くじゅうや日田にもなし。
 が、八代に「おっ!」と思うホテルを見つけた。ホテルアルファーワン八代。税込み5600円。池島からはちょっと遠いけど、アレを使うチャンスだ。
    
 アレとは、6年前の9月に高山のアルファーワンに泊まった時に当たった5000円の金券
 

   
    
    
 常にツーリングマップルにしおりのように挟んで、使用する機会をうかがっていたのだ。
 

   
   
     
  13時17分発のフェリーで神浦へ。
 

   
     
     
 朝来た道を戻り、佐賀方面へ。
 15時09分、焼き物の町・波佐見で渋滞。
 

   
     
     
 16時44分、水郷柳川。
 

   
    
    
 19時55分、ホテルアルファーワン八代に到着(写真は翌朝撮ったもの)。金券を使って差額の600円をお支払い。
 

   
    
    
 この日の走行距離は296km。
 

   
   
   
   
    
    
    
   
    
   
   
   
   
   
      
        

小林久支 ツーリング, 船旅

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(7日目)

5月 10th, 2019

 5月3日(金)、ツーリング7日目も天気はまずまず。
 
 6時48分、朝食をしっかり食べる。この日は雲仙普賢岳に登る予定。
 

     
      
      
 8時07分に宿を出発。
 

     
        
       
 10時前に普賢岳への登山口となる仁田峠の駐車場。
 楽をしてロープウェイ(片道630円)に乗る。
 

   
    

   
    
    
 一気にこれだけの高度を稼いだ。
 

     
   
      
 10時21分、登山開始。
 

    
   
    
 10時26分、妙見神社。
 

    
    
      
 ヤマツツジ(?)が綺麗。去年のGWに登った四国の石鎚山のアケボノツツジを思い出す。
 

     
      
     
 11時09分、普賢岳の山頂。眼前に「平成新山」(立ち入り禁止)。
 

    
    
    
 山頂には大勢の登山者がいた。缶飲料はなし。
 

    
     
       
 11時30分に下山を開始。
    
 これはサルノコシカケか。
 

    
      
        
 12時17分、駐車場のある仁田峠に帰還。下りはロープウェイを使わなかった。
     
 12時56分、駐車場を出発。
       
       
 13時30分、旧大野木場小学校。被災した当時のままになっている。
 

  
     
      
 普賢岳を間近に見ながら島原まゆやまロードを走る。
 

     
    
      
 14時57分、島原城。
 

  
    
   
 女子が何かに扮して何かをやっていた。
 

    
    
     
 城内でこの日の宿を探す。
 島原、諫早あたりで泊まれればいいのだが、例のごとく楽天トラベルで検索しても空室なし。前日泊まった大村周辺も空室なし。熊本もなし。佐世保も佐賀もなし。長崎は2軒空いているが、高い。アパホテルに3万円も出せない。
 

     
     
        
 これまでの経験上、ゴールデンウィークのなかで宿泊需要がピークを迎えるのは5月3日だという気がする。もう少し計画をたてて事前に予約をしておくべきだったか。なんて思っていたら、佐世保の税込み4500円のビジネスホテルに空きが出た。ただし条件として予約と同時にカード決済する必要がある。キャンセルしても返金しないよ、ということだ。さあ、どうする。佐世保は前日に行ってるし、すこし遠い。でも、まあ、いいか。「ホテル ビブロス」朝食(軽食)無料サービス付き4500円を予約した。
     
    
 島原城を出て武家屋敷跡をすこし歩いてから佐世保へ向け出発。佐世保に着く頃にちょうど日が暮れるので、前日の昼間に行った九十九島の夕景が見られるかもしれない。
 

    
     
    
 16時56分、前日泊まった大村ヤスダオーシャンホテルの前を通過。
 

    
    
       
 18時55分、佐世保の「展海峰」に到着。なんとか間に合った。
 

     
     
     
 19時00分。
 

    
    
     
 19時01分。
 

    
    
     
 19時02分。
 

    
     
        
 19時33分、宿に到着。
 

   
    
    
 この日の走行距離は232km。なぜか無性に餃子が食べたくなり、ホテルの近くの大阪王将。
 

  
   
  
  
  
   
     
     
     
     
       
        
       
      
     
   
    
   

小林久支 ツーリング, 登山

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(6日目)

5月 9th, 2019

 5月2日(木)。ツーリング6日目。10連休はついに後半戦に突入してしまった。
     
 8時ちょうどにバイキングの朝食。
 

    
     
         
 食事をしながらLINEで某氏とやりとり。大川市に泊まったのは単に安いホテルが予約できたからだと伝えようとしたら、間違えて右翼団体会長に送ってしまった。
 大川市は家具で有名なのか。
 

    
    
      
 食後、部屋に戻って「きょうの計画」を立てる。佐世保で佐世保バーガーを食べ、九十九島を見物することにした。対馬の白嶽から眺めた浅芽湾の景色がガスっていて消化不良気味だったので、似た風景を見たくなったのかもしれない。
 そして翌日には雲仙普賢岳に登ることにし、雲仙の宿を探すが、空室がないため、大村湾に面した「大村ヤスダオーシャンホテル」(税込み4400円、朝食無料サービス)を予約した。
      
 9時20分にホテルを出発。
 9時39分、R209を走行中に筑後川昇開橋が見えた。
 

    
     
        
 9時55分、佐賀城に立ち寄る。
 

    
      
       
 鍋島正直公。
 

  
    
           
 12時10分、佐世保の繁華街。いい塩梅に無料のバイク駐輪場があった。
 

 
  
  
 駐輪場のすぐそばにあった Sasebo C&C Burgers 下京町店。
 

    
     
      
 佐世保バーガー700円。ゴールデンウィーク期間中はベーコンの厚切りサービスを実施中とのこと。
 

   
    
      
 海岸を流してみる。海上自衛隊の護衛艦だろうか。
 

    
       
       
 13時38分、九十九島を一望できる展望台「展海峰」。
 

 
  

    
     
      
 もう少し足を伸ばしてみよう。14時55分、神崎鼻公園にある「日本本土最西端の碑」。
 

    
   
       
 15時40分、長串山公園。入園料300円。「つつじまつり」が開催中だった。
 

   
    

    
     
       
 そろそろ宿のある大村へ向かおう。いったん佐世保市街に戻って……。
 17時28分、ハウステンボスの近くのセブン–イレブンでコーヒーブレイク。
 

     
     
       
 18時半に宿に到着。
 部屋の目の前はヨットハーバー。
 

    
     
       
 この日の走行距離は220km。
 

   
      
       
      
       
        
   
      
     
     
       
     
     
      
      
        
          

小林久支 ツーリング

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(5日目)

5月 8th, 2019

 5月1日(水)。ツーリング5日目。この日は、対馬の霊峰・白嶽からの絶景を見に行きます。
     
     
 8時08分に宿を出発。厳原のコンビニ「ポプラ」で缶飲料と凍ったペットボトルのお茶、食料を調達し、9時10分、白嶽の登山口。
 

    
      
      
 9時19分、登山開始。
 最初はなだらかな登山道。
 

   
   
    
 9時58分、白嶽神社。
 

 
 
 
 だんだん岩々してくる。
 

  
  
   
 10時41分、白嶽の山頂(雄嶽)。雌嶽越しに浅芽湾が見えるが、残念なことにかなりガスってる。
 

   
    
    
 狭い山頂。落ちたら死ぬんだろうな。
 

  
   
    
 お待ちかねの缶飲料、飲もうとしたらさらにガスが濃くなった。
 

   
   
    
 まあ、対馬訪問の目的の一つが達成できたので良しとしよう。
   
 11時31分、下山開始。
  
 途中で道に迷ったが、12時57分、登山口に帰還。
 

   
     
      
 汗を十分に乾かし13時25分、厳原に向けて出発。
 
 13時35分、白嶽を振り返る。
 

   
    
     
 実はこの時点でまだこの日の宿を決めてない。
    
 理想は、厳原港を15時25分に出る壱岐経由・博多行きフェリーに乗って壱岐で下船し、壱岐の宿に泊まることだが、楽天トラベルで検索する限り壱岐に空室はない。
 対馬にもう一泊するのも選択肢の一つだが、空室があるのは厳原の東横インのみ。ただしGW料金の9000円はチト高い。
 博多まで行けば宿はいくつかあるが、残っているのは宿泊難民の足元を見てバカ高い料金設定にしているホテルばかり。
 壱岐に空室が出ることを祈りつつ、とりあえず厳原港へ向かう。
 
 フェリー乗り場についてから何度もスマホでチェクするが、壱岐では一向に空室が出ない。諦めて博多行きの切符を購入する。博多から離れた観光地ではない場所の宿なら安く予約できるだろう。
 

   
     
      
 フェリーに乗船し、楽天トラベルで、博多から離れた場所の安い宿を探す。ホテルAZ福岡大川店(朝食付き、税込み5180円)に決定。
 ホテルAZは九州を走っているとよく見かける。繁華街ではなくロードサイドにあり、無料の平面駐車場を備えている。どのホテルもほぼ同じ形。建設コストを下げる工夫もしているのだろう。そして外壁の目立つところに「4800円 朝食付き」と書いてある。
    
 15時25分に出港。これで対馬ともお別れ。
 

    
     
       
 船内はガラガラだったが、壱岐に着くと乗客がドッと乗ってきて人口密度が一気に上昇。通路にゴザを敷いている人もいた。
 

   
     
    
 乗客のなかにはスーツ姿の人もいた。
 

     
      
       
 20時、博多の街が近づいてきた。
 

   
      
       
 20時10分、博多港に到着。下船を待つ。
 目の前のライダーは大きな釣り竿をバイクに付けている。そういえば、前日に居酒屋「汐路」でカウンターの隣に座った青年は「釣り人にとって対馬は特別」と言っていた。
 

     
     
        
 太宰府まで下道を走り、そこから九州自動車道。八女ICで下り、22時ちょっと前にホテルに到着(写真は翌朝撮ったもの)。
 
 
  
   
   
 この日の走行距離は104km。
 

   
     
       
フェリーの中でカップヌードルを食べたので、軽く部屋飲み。
 

  
   
  
  
  
  
  
  
   
   
   
   
  
 
   
   
   

小林久支 ツーリング, 登山, 船旅

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(4日目)

5月 7th, 2019

 4月30日(火)。ツーリング4日目。朝になって雨は止んだ。
 前日の夕食時に宿のオッチャンが早朝ツアーに誘ってくれたので、集合時間の6時ちょうどに食堂の前へ。
    
 集まったのはナニワのオバちゃん女子旅4人組、50代くらいの夫婦、私の計7人。8人乗りのミニバン(トヨタのノア)に乗り込んで出発。運転席にオッチャン、助手席に私、2列目にナニワのオバチャン4人組のうちの3人、3列目に残る1人と50代の夫婦が座る。
 

       
    
      
 豆酘(つつ)崎。
 

    
    
       
 アオサの養殖場。
 

    
     
     
 林の中に入っていく(先頭がオッチャン)。
 

   
    
     
 よく分からないが、飲むと癌が治るかもという御神水(?)。
 

    
     
     
 超パワースポットの多久頭魂神社(たくずたまじんじゃ)。
 

    
     
     
 ご神木。
 

    
        
      
 2時間近くにわたっていろいろ案内してもらったが、車中でのオッチャンのトークがまたおもしろかった。
 オッチャンに教えてもらった対馬のトリビア。
   
 その1、対馬の人はリポビタンDが大好き。
「お茶よりも飲むわ。けどチオビタとかは飲まん。対馬のもんはこれと決めたら、ずっとそれ。もうバカだわ。大正製薬は対馬の島民をCMに使うべきだわ」
    
 その2、対馬の人は缶コーヒーはポッカしか飲まない。理由は1と同じ。
    
 その3、対馬の人はラーメンはもっぱら家でつくって食べ、うどんは外で食べる。
「島民はうどんを高級品だと思っちょるのよ。ウドンなんて安いのに。ほんとバカだわ」
    
 その4、対馬のドライバーはクラクションを鳴らさない。
「試しに国道を時速20キロで走ってみ。誰も鳴らさんから。大名行列ができるで。バカだわ」
 島民をディスりつつも、オッチャンの“対馬愛”が伝わってくる。
   
 なお、この日の夜に入った厳原の居酒屋で「その1」について大将と地元客に聞いたところ、全員が「たしかにリポビタンDはよく飲む」と言っていた。
    
       
 この宿泊客向けの早朝ミニツアーをオッチャンは可能な限り続けたいという(もちろん無料で)。
「なんでかって? そりゃ対馬のことを少しでも知ってもらって、対馬を好きになって帰ってもらいたいからよ」
   
      
 8時前に宿に戻ってすぐに朝食。
 8時50分に出発。
 「また泊まりにきいや」
 オッチャンはそう言って見送ってくれた。
 また対馬に来れるかどうか分からないけど、もし来れたら、必ず泊まりにこようと思う宿でした。
    
           
           
     
 厳原に戻って、9時24分、武家屋敷跡。
 

   
   

     
       
       
 10時16分、金田城跡登山口。
 

    
       
      
 対馬で見たかったものの一つがこの金田城(かねたのき)。
 663年に白村江の戦いで唐・新羅連合軍に大敗した倭国(日本)が、唐の侵略を警戒して城山(じょうやま)の山頂に築城した朝鮮式山城で、いわば国防の最前線拠点。7世紀に築かれた城が、石垣だけとはいえ今もそのまま残っているわけです。東国から送り込まれた防人がここに駐屯していたのかと思うと感慨深い。
     

    
     

     
     

    
     
     
 山頂のすぐ下には明治政府が構築した砲台がある。
 

    
     
     
 11時34分、城山の山頂。
 

    
    
       
 眼下に浅芽湾(あそうわん)。天気がよければ朝鮮半島まで見渡せる。守りやすく見張りもしやすいことがわかる。
 

   
   
     
 12時28分、海辺まで下りると韓国方面から流れて来たと思しきゴミが散乱していた(ハングル文字が見える)。とくに環境破壊の面でやっかいなのが発泡スチロールだという。
 

   
     
      
 海辺にある大吉戸神社(おおきどじんじゃ)。
 

    
      
       
 13時24分、登山道入り口に戻ってきた。
    
       
 少し走って15時50分、和多都美神社(わたづみじんじゃ)。韓国からの団体客で賑わっていた。
 

   
    

    
      
      
 20分ほど滞在し、厳原へ向かう。
 17時20分に柳屋ホテル。素泊まり税込み5500円。
 

    
      
         
 この日の走行距離は115km。
 

    
     
     
 シャワーを浴び、夕食をとりに街へ繰り出す。
 2日前に西山寺に泊まったときにお坊さんに勧められたが休みだった居酒屋「汐路」へ。この日は開いていた。
「おかずセット」1000円を注文すると、こんなのが出てきた。つまみはこれだけで十分でしょう(ビールはもちろん別料金)。
 

   
      
        
 カウンターの隣に座った36歳の青年と少し話す。
 兵庫県から飛行機で来たという。目的は釣り。
「きのうはヒラマサ、きょうはアオリイカを狙ったけど、サッパリでした」
 なんでも対馬は釣り人にとって特別な場所らしい。
 
 青年は前日もこの汐路に飲みにきたという。
「きのうは福島のいわきから76歳のハーレー乗りの人が来てましたよ」
 なんと、ここでもあの紳士が話題に。
 店の女将さんも「カウンターの端っこに座っとったね。おもしろか人やった」。
「じゃあ、きょうも来ますかね」と言うと、「たしか、きょうは壱岐へ行くと言っとったねえ」。
     
   
 平成も残り2時間余りとなったころ、お店から日本酒(写真を見るとスパークリングワインにもみえる。あまりよく憶えていない)と巻き寿司が振る舞われた。女将さん、大女将、大将、常連客らと乾杯。
 

   
     
     
 何時まで飲んでいたのだろう。毎度のことながら、気づくとホテルのベッドの上だった。
       
        
        
        
        
         
        
         
       
      
        
       
        
      
     

小林久支 ツーリング, 登山, 酒場

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(3日目)

5月 6th, 2019

 4月29日(月)。ツーリング3日目は終日雨。朝は小雨だが、徐々に本降りの予報。
        
 7時30分に朝食。たいへん美味しゅうございました。
 

   
    
     
 コーヒーを飲みながらまったり。ここが宿坊とは思えない。食堂には暖炉。この日は肌寒かった。
 

    
      
         
 雨なのでウダウダし、宿を出たのは9時20分。まずは400mほど離れたショッピングセンター「ティアラ」へ。2階の100円ショップでビニールのゴミ袋を買う。
 で、ツーリングバッグに被せる。これで防水はなんとかなるだろう。
 

    
      
        
 ティアラでしばらく雨宿りしてから万松院へ。
 対馬藩主・宗家の菩提寺で、歴代藩主の墓がある。
 

     
        
       
 長崎県指定天然記念物の大スギ。
 

     
      
      
 初代藩主・宗義智、2代義成、3代義真の墓が、それ以降の藩主の墓より明らかに大きい。
 これは2代か3代のどちらかの夫婦の墓だったと思う。
 

     
       
       
 ツーリング5日めくらいだったか、フェイスブック友だちのTさんから「対馬聖人の銅像はご覧になりましたか? 一度、彼の足跡を辿ってみたい」というコメントが寄せられた。
 対馬聖人=陶山鈍翁(すやま・どんおう)の名はこのときに初めて知った。3代藩主・義真の下で対馬藩郡奉行に就任。対馬の農業振興に功績のあった人物だという。とくに農作物をイノシシの害から守るためイノシシの全滅計画を立ててこれに成功。当時は5代将軍徳川綱吉の「生類憐れみの令」が出されていた時で、陶山鈍翁は死を覚悟して計画を実行。人々から「対馬聖人」と崇められたという。
 3代藩主は、農業振興、銀山の増産、城下町や港の整理と拡大、藩校の創設などで対馬藩の全盛期を築き、中興の祖といわれているが、陶山鈍翁のような人物がそれを支えていたわけですね。
    
       
 万松院の前にバイクを置いたまま、清水山城跡へ。
 清水山城は、秀吉が朝鮮出兵に際して築かせた城で、現在は一部の石垣が残されているのみ。登山用のレインウェアを着てバイクに乗っているので、そのまま軽登山感覚で登ってみる。
 

        
      
       
 10時56分、三ノ丸(標高100m)。
 

     
     
      
 厳原の街と港が一望できる。
 

     
       
      
 11時07分、二ノ丸(標高160m)。霧が濃くなり、厳原の街が見えなくなった。後で聞いたことだが、この日は濃霧のため対馬空港を発着する飛行機に欠航が出たそうだ。対馬ではよくあることらしい。
 

    
     
     
 11時13分、一ノ丸(標高207m)。清水山の山頂。
 

    
      
      
 汗と雨でぐっしょり。
 万松院に戻って雨宿りしていると、傘をさして境内から出てきた中年男性が「雨の日はバイク大変ですね」と話しかけてきた。実はこの人も横浜からバイクで来ているそうで、4月23日に東京・有明埠頭を出港した徳島経由・新門司行きの「東九フェリー」に乗って来たという。この日は雨なのでバイクはキャンプ場に置き、バスで市内を観光しているそう。
 東九フェリーは私も狙っていて、予約開始日の午前9時にネット予約を試みたのだが、アクセスが集中したせいか、手続きの途中で画面が切り替わらないなどのトラブルが発生、結局、予約できなかった(復路も)。
 この人の場合は、ゴールデンウィークの始まる前に来て、終わった後(5月8日)に帰るので、難なく予約できたのだろう。それにしても17連休? 羨ましいというか何というか。
 

   
       
      
 ショッピングセンターのティアラに戻ってバイクを置き、向かいの「観光情報館」で時間をつぶす。12時50分、情報館のなかにある食事どころ「憩い」で、対馬の郷土料理「ろくべえ」780円をいただく。
 

     
     
     
 麺はサツマイモが主原料らしい。つるっとしているのに、ぼそぼそしている。切れやすい。不思議な食感。ただ、地鶏と魚介の出汁がきいたスープはかなりうまかった。身体も温まった。
 

    
     
      
 ティアラの物産館には隣国からの観光客が大勢いた。対馬を訪れる観光客の多くが韓国からの団体客だという。
 

    
     
       
 14時近くになったので、まだ早いけど宿へ向かうことにする。
 雨と霧のなか何度も道に迷いながら14時半くらいだろうか。「美女塚山荘」(2食付き税込み9000円)に到着。この日の走行距離は28km。
 

   
    
         
 訪ないを入れると愛想のよい女将さんが現れた。
 びしょ濡れの私を見て、「すぐにお風呂の用意をしますから」と風呂場へ走っていった。

 風呂の後は部屋のなかでのんびり過ごす。
 

     
      
        
 18時ちょうどに夕食がスタート。
 

    
     
      
 気さくでサービス精神の旺盛な宿の主人がしきりに話しかけてくれる。
「きのうも一人でバイクに乗ってきたお客さんがおったわ。おっきなハーレーでな。福島のいわきから。76歳だって。あんなおもろい人、見たことないわ」
 その人は博多から同じフェリーに乗ってきた。60代半ばくらいと思ったが、76歳だったとは。しかも、そんなにおもろい人だったのか。

 生ビールのあとに対馬の焼酎「やまねこ」をロックで頼む。オッチャンはひときわでかいグラスに生の焼酎をなみなみと入れ、氷の入ったアイスボックスと一緒に運んできた。
「このほうがええやろ」
 伝票を見るとロック一杯分の値段。これは助かる。
   
 そして、「よかったら、あしたの朝食前にこの辺の見所を案内しちゃる」というので、「それは有り難い」とお願いすることにした。
     
    
    
    
    
    
   
   
    
     
     
     
     
       
        

小林久支 ツーリング, 登山

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(2日目)

5月 5th, 2019

 4月28日(日)。午前4時半に船内アナウンスが流れ、定刻通り5時半に新門司港に着岸する旨の説明があった。要は早く起きろということ。5時06分、甲板に出ると門司の灯りが迫っていた。
 

   
     
     
 5時半に着岸するも、すぐには下船できない。
 

    
      
    
 6時05分、ようやく下船。
 

   
       
       
 小倉東I Cから九州道で博多を目指す。この日の10時に博多を出港する対馬行きのフェリーに乗るためだ。
 しかしフェリーの予約はしていない。予約したくても「予約は受け付けておりません。チケットは乗り場でお求めください」というのが九州郵船のスタンス。
「バイクは台数制限があり、乗船をお断りすることもございます。乗り場には早目にお越しください」というのだが、なぜかクルマは予約できる。また、同じ九州郵船でもフェリーではなく徒歩客専用の高速船はネットで予約ができる。
 もし乗れなかったら、予約してある対馬の宿はキャンセルするしかない。当日キャンセルは全額払いだ。内心焦りまくりつつ、福岡ICで下り、都市高速は使わず博多港へ。
         
      
    
 7時半にフェリー乗り場の「博多埠頭第2ターミナル」に到着。
 

    
     
       
 しかし、チケット売り場は閉まってる。
 

    
      
   
 もしかして一番乗り? 港にバイクを止めると係員が「8時半ころに切符を売り出しますから」。
 8時半に売り場が開き、壱岐の郷ノ浦港経由、対馬の厳原(いずはら)港行きのチケットをゲット。料金は2等4290円、バイク750cc未満4630円で合計8920円。なんと、名門大洋フェリーの大阪〜門司のほうが安い。
 

   
     
       
 結局、バイクは11台。係員が「このあとバイクが来ても断って」と話していたので、このくらいが限度なのだろう。
 ちなみに11台のうち6台が壱岐まで、5台が対馬まで。その対馬へ行く5台の中に「いわき」ナンバーのハーレーがあった。ライダーは60代半ばくらいのダンディーな紳士。言葉を交わすことはなかったが、その後、対馬でこの紳士にかんする話を何度か聞くことになる。
    
 高速船が入港してきた。向こうに見えるのは韓国・釜山行きのフェリーのようだ。
 

    
     
      
 9時21分、対馬行きのフェリー「きずな」が入港。
 

   
     
      
 9時30分、バイクから乗船を開始。2等部屋に陣取ります。
 

   
    
      
 なんだガラガラじゃんと思ったら徒歩客が続々と乗り込んできた。女子率高し。10時に出港。
 

    
      
        
 12時20分に壱岐の郷ノ浦港に着岸。
 

    
     
     
 大半の乗客が下船していった。壱岐のほうが人気があるみたい。
 

   
    
    
 ガラガラになったので、博多のフェリー乗り場の前のファミマで買った弁当を食べる。
 

    
       
        
 14時45分、厳原港に着岸。ここにも釜山行きのフェリーが停泊していた。
 

     
      
       
 この日の宿は対馬の中心街である厳原(いずはら)にとってある。もう15時近いし、厳原の街を観光しようかとも思ったが、翌日は終日雨の予報。厳原観光は翌日にして、日本最北西端を目指すことにした。
  
 対馬は南北に長い。結構な距離を走って16時38分、棹崎公園の駐車場。そこから少し歩いて16時42分、日本最北西端に到達。
 

    
     
       
 
   
    
    
 曇っているので無理だろうと半ば諦めていたが、韓国が見えた。釜山の辺りだろう、そこだけ晴れていた。
 

     
      
      
 来た道と同じルートで厳原に戻る。
 18時35分、この日の宿、西山寺(せいざんじ)に到着。走行距離は227km。
 

    
     
     
 この西山寺、江戸時代に朝鮮とのあいだでやりとりされる外交文書の解読・作成、使節への対応などを担った「以酊庵」があった由緒あるお寺だそう。


     
       
        
 お香の匂いがして、いい感じ。
 

   
     
     
 宿坊なのに、通されたのはベッドのある洋間だった。まあ、予約した時点で分かっていたことですけどね。和室ももちろんあるが、一人なので洋間。ふつうに楽天トラベルで予約した。1泊朝食付きで税込み6700円プラス駐輪代100円。
 

    
      
        
 シャワーを浴び、夕食をとるため若いお坊さんに「お勧めの店」を聞くと、「日曜日なので閉まっているかもしれませんが……」と言いながら、対玄、千両、汐路の3店をあげてくれた。口ぶりから一番のお勧めは汐路と感じたので向かうが休み。続いて対玄に向かうも休み。千両は開いていたが、カウンター席が一杯で断られた。
 適当に選んだのは「居酒屋えつ」。
 

   
   
    
   
    
    
    
  
  
   
     
    
        
     

小林久支 ツーリング, 船旅, 酒場

2019GW対馬・九州北部ツーリング&登山(1日目)

5月 4th, 2019

 10連休となった今年のゴールデンウィーク。せっかくの機会なので、丸々休んでバイク旅行に出かけてきました。(写真はクリックすると拡大、青字はリンク先に飛びます)
 
 
 
 2013GW九州ツーリング
 2014GW四国ツーリング(ちょっとだけ九州)
 2015GW九州・山陰ツーリング&登山
 2016GW屋久島登山&ツーリング
 2017GW九州・近畿ツーリング登山
 2018GW四国ツーリング&登山   
     
     
 
 お目当ては国境の島、対馬。きっかけは、ほろ酔い登山仲間のタケちゃんのフェイスブックへの投稿(去年9月)。テレビの紀行番組か何かを見たらしく白嶽からの絶景に感動したというようなことを書いていた。ネットで画像を検索すると、たしかに絶景。以来、対馬が気になっていたのです。
 また、魏志倭人伝にもその名が出てくるように、対馬は古くから大陸と九州を往来する際の中継地点で、歴史的にも非常に重要な場所。白村江の戦いで倭国(日本)が唐・新羅連合軍に敗れると国防のために防人が駐屯。そして元寇、秀吉の朝鮮出兵、日露戦争……。思えば大陸との攻防は常に対馬が舞台になっています。
       
 対馬で3泊する予定で宿を予約し、それ以降の宿泊地は未定のまま出発。決まっているのは5月5日の17時に門司を出る大阪行きフェリーに乗って帰ることだけ。
        
 というわけで4月27日(土)、6時45分に日野市の自宅を出発。大阪南港を17時に出る新門司港行きのフェリーに乗るので、15時半くらいには着いておきたい。
 

     
     
     
 7時47分に厚木から東名へ。渋滞していたがすり抜けでクリア。天気もまずまずで上々の滑り出しだったのですが……。
 

   
     
       
 新東名は風が強くて嫌な予感。
 11時30分くらいに岡崎SA。併設のコンビニでおにぎりを買って食べ、給油をするが、行列していて30分近く並ぶ。
 

  
    
     
 嫌な予感が的中し、バイクには“鬼門”の伊勢湾岸道は物凄い風だった。走行車線の路肩寄りをゆっくり走るが、しょっちゅう路肩に流される。あるいは自主的に路肩を走行する。いちばん怖いのは追い越し車線のほうに流されること。
 路肩に止まっているバイクもあった。転んでしまったのだろうか。路肩を歩くライダーか何人かいる。恐ろしいので高速から出たいのだが、フェリーの出港時刻に間に合わないと困るので無理して走る。
   
     
 東名阪に入ると少し落ち着き、名阪国道、西名阪は問題なく走れて15時45分、大阪南港に到着。
 

  
   
    
 新門司行きのフェリーといえば、2015年のGWに阪九フェリーの泉大津〜新門司に乗った。名門大洋フェリーの大阪〜新門司は初めて。
   
 関西(大阪、神戸、泉大津)から九州へ行くフェリーには新門司、別府、大分、宮崎、志布志行きがある。このうち新門司行きは「阪九」と「名門大洋」が競合、それぞれが1日に2便運航しており、他の航路(それぞれ1社が1便運航)よりも値段が格段に安い。
 今回利用した名門大洋フェリーは2段ベッドの相部屋でバイク込みで税込み8510円(ネット予約割で定価の3割引!)。これまでに長距離フェリー(船内で一泊するタイプ)には都合17回乗っているが、これまで乗ったなかで一番安い。ちなみに同じ日の大阪〜別府の「さんふらわあ」は2等寝台バイク込みで2万2400円(定価、GWは割引なし)。
   
      
 この日の寝床。枕元に電源ソケットがあるのでスマホやデジカメの充電に困ることはない。
 

  
   
   
 風呂に入って、甲板で缶飲料を飲みながら出港を待つ。
 

    
  
    
 定刻どおり17時に出港。「さんふらわあ」の志布志行き(左)と別府行きがスタンバイしている。
 

   
     
      
 18時11分、明石海峡大橋が近づいてきた。去年のGW初日はこの橋を渡って徳島へ行った。
 

    
     
          
 レストランは激混みで並ぶし、4人がけの席しかなく、お一人様には不向き。なのでコンビニで弁当とつまみを買っておいた。
 

   
   
   
 それぞれ寛ぐ乗船客。
 

  
   
    
  21時25分、瀬戸大橋。去年のGWにここを渡ろうとしたら、強風でバイクの通行が禁止となり、宇野からフェリーで高松へ渡ったんだった。
 

  
    
    
 23時43分、来島海峡大橋。ここは2014年GWに渡った。
 

  
    
     
 0時過ぎに就寝。
    
 
   
   
   
    
    
     
        
     
      
      
      
       
               

小林久支 ツーリング, 船旅