記事(一部抜粋):2003年3月掲載
政 治
再燃「青木と野中」のパワーゲーム「政局は得意」と自認する首相の「最後の抵抗」 小泉政権の支持率が落ち始めた。しかし首相の小泉純一郎は、窮地脱出の唯一の手段と考えられる衆院解散を「絶対しない」という。そのため、小泉の言葉がウソでも本当でも、永田町はここしばらく9月の自民党総裁選の帰趨をにらんで葛藤が続くことになった。前政調会長の亀井静香がいうように「小泉再選は120%ない」のか。それとも支持率がある程度落ちたとしても。やはり「ポスト小泉は小泉」なのか。そんな争いのなかで最大派閥橋本派のボス、元幹事長の野中広務と参院幹事長・青木幹雄の対立の構図が浮き彫りになってきた。(後略)
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