記事(一部抜粋):2002年11月掲載

経 済

何をしたいか「竹中・木村」

【金融ジャーナリスト匿名座談会】

(前略)
C 冷静に考えると、相変わらずの竹中流で、なんでもかんでも盛り込んだ「ごった煮」といえなくもない。問題はなぜ、突然、中間報告案の趣が変わったかだ。
B それが最大の焦点だが、やはり米国の意向が働いたとしか言いようがないね。わざわざこのタイミングでテーラー財務次官が来日して「竹中支持」を表明していったのはなぜか。それは、不良債権処理の最速以外の何物でもない。竹中にとっては、日本国内の100万の味方よりも、米国の1人の支援者のほうがありがたかったということだろう。
A やはり米国のプレッシャーだろうね。そうでなければ、あれほどのどんでん返しはありえない。(後略)

 

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