電通の「未公開株」
昨年11月30日に、鳴り物入りで東証1部上場を果たした広告代理店最大手の電通。周知のとおり、当日は外国証券が誤って大量の売り注文を出したために、初値は予想に反して低く押さえられ、公募価格と同じ42万円にとどまった。もっともその後は株価は上昇に転じ、現在は50万円台後半で推移している。 実はこの上場劇の裏で、電通幹部社員による不透明な「未公開株」取引が行われていた。しかも未公開の電通株を1株500万円という高値で購入させられた人もいるというのだ。(後略)
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