記事(一部抜粋):2002年3月掲載

経 済

当局も注目の“仕手株リスト”

【情報源】

 株式市場で信用リスクが拡大する中、いかがわしい私募CB発行や第三者割当増資、“ボロ株”の不可解な急騰など、仕手株をめぐるトラブルが頻発している。これらのトラブルには、海外ファンドやタックスヘイブンが複雑に絡みあい、資金源としてアングラマネーが大量に流れ込んでいるケースが多い。
 そのため証券取引等監視委員会 (SEC)は、検察当局と連携、昨秋から調査を進めてきたが、最近になって、この筋の有名銘柄である志村化工の株価操作疑惑が表面化し、今後の捜査の展開が俄然クローズアップされている。
 そうした中、「暴力団等に資金提供した会社リスト」なるペーパーが出回り、注目を集めている。(後略)

 

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