記事(一部抜粋):2001年7月掲載

社会・文化

バーニング「発砲事件」の背後関係

芸能界のドンの複雑極まりない人脈

(前略)
 5月8日未明、港区赤坂のマンション1階にあるバーニング事務所に何者かか発砲。警視庁赤坂署の捜査によると、弾丸は社長室の部屋のある窓ガラスへ向けて発砲されており、少なくとも2発の弾痕が発見された。
(中略)
 バーニングはなぜ、そうまでして事件を隠そうとしたのか。以来、バーニングへの発砲の原因や周防本人の動向を巡り、数多くの情報が乱れ飛んでいるのだ。
(中略)
 周防は、都内を中心に数多くの不動産を取得してきたが、なかには許永中のファミリー企業から購入したマンションもある。許と周防の関係もまた一部では有名だが、ここへきて麻布建物の渡辺喜太郎社長との関係も浮上している。
 渡辺はこの5月に、横須賀市の産廃施設の強制執行妨害で逮捕・起訴されたが、その際、総会屋の金子銀次郎も一緒に逮捕されている。
 「この金子と渡辺は、ひところ料理の鉄人と持て囃された料理人が経営する稲庭うどんの会社の買収を、以前仲介したことがある。買収したのは、イトマン事件で保釈されたばかりの許永中の関連企業でした。許、金子、渡辺、さらに周防は、不動産取引をはじめ事業上の取引でかなり密接につながっていたようです」(警視庁関係者)
(後略)

 

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