総選挙と株主総会を終え、問題企業のXデーが話題に上り始めた。
【生保】更生特例法、改正保険業法の七月施行により、生保処理がいよいよクライマックスに突入する。当面の注目銘柄は大正生命、東京生命、千代田生命の三社。(以下、略)
【日栄】一連の商工ローン・バッシングで集中砲火を浴び、しばらく鳴りをひそめていた日栄だが、ついに倒産説が囁かれ始めた。六月半ば以降、同社は融資と手形割引きを全面的にストップ。社員は「金利はいらない。とにかく返済してくれ」と貸金の回収に血眼になっている。
(以下、略)
【光通信】ネットベンチャー凋落の代名詞となった光通信にもXデーが囁かれ始めた。今期の一〇〇億円を超える巨額の赤字転落が決定的。(以下、略)
このほか、五月号の本欄で予想したように(以下、略)